住職法話

本心は何時か行動に現れる

住職法話| 17 /23

ハート私達の日々の暮らしの中で、自分の本心を少しも包み隠さず、素直に思ったままを言葉や態度で表している場面はどれだけあるでしょうか。

誰しも周りから良く思われたいと思うものです。自分から進んで悪く思われたいと思わないはずです。

人から自分を悪く思われたくない、良く見せたいという気持ちは、程度の差こそあれ、誰にでもあります。 例えば、他人の仕草や言動に腹を立てながらも、自分の気持ちを相手に素直に伝えられず、表面は何くわぬ顔で平成を装い、時には心にもないお世辞まで言ってしまう人がいるかもしれません。

しかし、その不平不満が心に残り、何かのはずみで他人にそれを漏らしてしまえば、かえって自分に対して不信感を抱かれてしまうことにもなります。本心でもない、偽りの言葉の真偽は周囲にはいずれ感じ取られます。また、どんなにうまく立ち振る舞ったつもりでも、誠意のない行動はそう長続きするものではなく、やがては人に見破られ、見下されてしまいます、何事においても、うわべだけをつくろった偽りの多い心ではなく、常に真心を尽くし対処していきたいものです。

心は心を以て心に伝える「以心伝心」の心境で暮らして行きましょう。

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